2014年9月24日

繋がるヒトたち



私は、例えば一緒にお酒を飲みに行ったり、どこかへ遊びに行ったりという共通体験が特になくても、一度『こいつは面白い』と思うと勝手に距離が近付き、何年も会わなくても(相手はともかく私は)友達としていられる。
要するに、ヒトと繋がっていないと不安だという意識があまりないのである。

と、いきなり最初から私の致命的な欠陥を暴露してしまったが、むしろ良い機会なので、その欠陥のせいで迷惑をかけてきた友人知人や恩師にも、ここで謝罪してしまおう。

流れを読む


そもそもが、私はドの付くIT音痴であった。更に言ってしまうと、モバイル機器を持たずに長く一人で海外旅行をしていたからか、小さい頃に『テレビばかり観てるんじゃない』と口酸っぱく教育された成果なのか、《情報欠乏不安》(情報をいつも摂取していないと不安にかられること)のような気が、同世代と比べてだいぶ低い。

しかしながら、海外旅行をしているぶんには一向に構わないが、日本でビジネスをしていくためには、それは致命的な欠陥だと思える。いくらマイペースだと自分では言っても、ある程度時流が読めなければ、ビジネスの絶対的な基本である、誰に対して何を売るのかが全く見えてこないことは、私のキレてない頭でも少し考えればわかるのである。


そうして、非常識な私も今更ながらに現代の「繋がり」が生まれる仕組みを少しずつ学習することになる。すると、現代は(たとえ自分が関わっていないとしても)物凄い量の情報がタイムライン上を目にも留まらぬ速さで流れていき、周囲は相当なスピードで変化していたという当たり前の事実に辿り着いた。

また、一人の人間が持つ記憶のキャパシティーが劇的に変化したわけじゃないとすると、本当に目にも留まらなかった情報は一体どこに行くのだろう?と思い、頭の中は《宇宙化》(太陽が東から昇ることや銀河系の中心から太陽までの距離が25千光年という事実を確認すること)するのであった。

ソーシャルネットワーク


紆余曲折の一人芝居はそのくらいにして話を戻すと、私は、起業すると決め、どうやって顧客を集めようかと考えた時、一連のソーシャルネットワークの仕組みを知るにつれて、(苦手だからこそ)まずはWebと口コミの紹介での集客を辛抱強くやってみようと決めた。また、その結果として、今はこうしてブログを書いているのだけれど、そうこうしているうちに、自分でも体感的にわかってきたことがある。

もちろん人脈を使ってヒトと会うことが一番だ。だが、今同じくらい重きを置いているのが「自分が何者か」ということや「自分には何が出来るのか」をソーシャルネットワークを使ってアウトプットすることである。そして、今のしくみの中であれば、書き続けていれば必ず探しに来てくれる(はずである)。

そういった、意志の力が生み出すシナジー効果を体感している先達は、『つべこべ言わずにとにかく書け』と言う。ならば書こうじゃないか。もっとも、言うまでも無く、元々カネもコネも無い私には、書くしかないのだけれど。


・・・と、口では言いながらも、実は早くも引き出しが心許なくなってきた私は、この度【アイデアカード】なるモノを手に入れた。 
名刺サイズで、自分で作ろうと思えば作れるような代物であり、また改良の余地も無限にあるので、アイデアに飢えている方はお試しください。
何せ無料なので。


次は何を書こうかな。

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