2015年1月8日

今年は強みを活かしていこう

新たな年がスタートした。

年末は、大掃除のつもりで断捨離を始めたのだが、案の定年内には終わらず、紅白すら観ずに片付けをしていた。このやらない時は人の2倍やらないが、やり始めると止まらないという私の性癖には今年も悩まされることだろう。

と言う訳で、私にとって辛抱強さや知的好奇心の持久力は小さい頃からの課題だが、今年の抱負として「できる事からやっていこう」に「そしてできるまでやる」というのを書き加えた。

そんな中でも大掃除をしながら些細な発見があった。

私は基本的に大雑把な性格なので、窓を綺麗に拭くとか床をピカピカに磨き上げるといったことにはさほどの興味を示さないが、使えなくなっていた物を別のモノとして作り替えて、新たに有効活用するというようなことには異常に夢中になることだ。かっこよく言えば「付加価値の創造」、少し強引に言い換えると「問題解決」、三段オチで「コンサルタント」となる。

つまり、今のビジネスは好きだからやってるんだよなぁと埃まみれに感じたのであった。

仕事における強み


先述したように、日々の仕事において、好きなことをやっていると思う(もしくは思い込む)ことは大きな強みだ。ヒトは仕事にヤラサレ感が漂っていると、仕事に行くのも嫌になるし、場合によっては鬱にもなるし、何よりテンションが低く効率もあがらないだろう。

と、ふと元旦だし、書初めもやらないが、私も起業して半年近くが経とうとしているので、改めて自分が持つビジネスにおいて戦略的に活用すべき強みは何なのかを改めて考えてみようと思った。

例えば、先頃クライアント先で言われたのは「レスポンスが早い」ことだ。これは、実際私自身も雇われ時代から常に心掛けていることであり、「てゆーか、それってあたり前のことでしょ。」などと言われそうだが、とりあえずそこは死守だろう。というより、むしろ今年は業界最速を目指していく。

弱みを強みに転化する


ところで、いわゆるヒトの長所・短所というのは表裏一体だと言われており、状況や立場が違えば一つのことが良くも悪くもなっていく。とすれば、強み・弱みにも同じことがいえるのではないか。

そうであれば、活用できる資源が限られている中小企業や私のような個人事業主にとっては、強みを余すところなく活用し、弱みを強みに書き換えてしまうことがより大切になってくると言える。

しかしながら、自分が強み・弱みと思っているだけでも客観性が乏しければそれはただの「個性」に過ぎない。とすれば、一つの判断基準としては競合他社とはある程度一線を画しているということがあるだろう。つまり、ずば抜けてレベルが低いか高いかだ。



例えば、経験値が乏しい私のスキルはまだまだ発展途上だ。だからこそ斬新なアイデアが生まれることもあるが、その確率はコンサルタント業における限り相当低い。

更には後ろ盾となる組織も無い私の様な個人事業者は、正面から勝負をしても組織に勝てることは正直言って殆どない。

ただ、組織では決して手にすることが出来ない強みが今の私にはある。それが個人である事の自由さだ。
それは大きな組織の人間は、まず持ちえないものだろう。だから私は、その自由を手に、勘を頼りに、状況の曖昧な部分を遠慮なく衝いていく。

組織が本腰を入れて取り組めば、物事を見落とす事はそうそうないだろう。それでも、だからこそ彼らが見落とすとすれば、それは非常に曖昧で捉えどころのない領域についての事だ。 要するに組織人がうまく足を踏み入れられない場所、あるいは足を踏み入れることが許されていない場所にそれは存在している。



もちろん個人にできることには限りがあるし、自由であるためには、孤独に耐え、厳しい判断を自ら下し、心身ともにタフでなければならない。それでも、現在の私が既に持ち合わせている限られた資源の中で、活用し高めていくべき強みはそこではないだろうか。

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