2016年8月6日

組織風土の醸成



岡本祐社労士事務所は、9月から第3期(3年目)に入ります。
石の上にも3

これまでも様々なことがありましたが、相も変わらず当所は一人社長一人コンサルタントの小さな会社です。

ですので、以前にこのブログでも紹介しましたが、大きなプロジェクトを行うときは、その道のプロフェッショナルに応援を要請し、プロジェクト単位でのチームでの問題解決にあたっています。いわゆるJV(ジョイントベンチャー)です。

かつて明治維新の時代にも、かの有名な坂本龍馬がこの手法で様々な維新事業を成し遂げたと聞きますが、まさにそのような形態をとってチーム力で最大のパフォーマンスを発揮することを目指しています。

当所の開所からのミッションは、家業から企業へと移り行く成長ステージにある中小企業に対する経営支援、人事コンサルタントなのですが、チームでのコンサルティングに携わるうちに、特に育成に対する概念が少しずつ変化してきました。

私が特に深く関わっているチームでは、10月からゼミナール方式の次代の経営者育成道場がスタートします。その中での私のパートは「組織風土の醸成」です。登壇は来年の2月頃の予定です。


私自身が今までに手掛けてきた人事評価制度の構築とは、組織風土醸成の一部分だと捉えています。なので、ここ最近のコンサルティングでは、時にまったく機能していない形骸化した評価制度をやめ、紙ベース・エクセルベースの評価を撤廃したりもしています。

そんな私の3年目に入ってようやく気付いた最大のミッションとは、常識に捉われず、道なきところに道を作り出すことであり、そこに私の存在価値があります。

賢い人ほど、その先になにがあるのか初めから答えを求めたがりますが、実はそういう人ほど知ることだけで満足して、解の無い問題を解くことをしようとはしません。

私にとって、答えのわかっているものを解くことに面白みはありません。誰もが予期しない、想像以上の答えを見つけ出した時に、私は感動を覚えます。

21世紀に成長しているビジネスの多くにおいては、すでに前世紀の常識や成功体験が通用しなくなっています。

そんな時代にこそまず手を加えるべきポイントは、組織が実は本音の部分で最も重要視する、目に見えない思考習慣であり、まさにそれこそが組織風土の醸成だと私は思います。

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