2014年10月17日

オンリーワンの看板作り



商売を始めるには看板が必要だ。

インターネット上のビジネスが盛んな昨今で言えば、店舗はブログやホームページになるのだろうか。
いずれにしても自分の店を持つとなれば、「一番目立つところに」、「自分が何をしたいのか(しているのか)」を「ひと言で伝える」ための、屋号やそれの代わりになるモノが必要だろう。

しかしながら、今回私が伝えようと思ったのは、一番の基本である「板」タイプの看板の作り方(描き方)である。それを応用すれば、壁に吊るしたり、足を付けて立てたりと用途は色々とあるが、どうすれば人の目につきやすいかとか、キャッチコピー云々はまた次回以降になろう。

そう。まずはリア充なのだ。表に看板を出して、リアルな世界に自分の存在を知らしめるのだ!

・・・と言う訳で、今回は、素人がDIYで作る「世界一愛着のわく看板の作り方」講座を、ボリューム満点に全1回でお送りします。
また、あくまでも素人のDIYで出来る範囲なので、プロの方のご意見は、日を改めて個室で伺います。


まず初めに、自分のイメージする看板を何でも良いので紙に書き出します。サイズ、色、素材、字のレイアウト、字体などなど。頭にイメージを描き、実際にラフなデザインを紙に書いてみましょう。
大枠が決まったら、一番のベースになる板を調達します。注意点としては、看板の素材は、木だと塗料がのりやすく、アクリルやアルミなどは塗料があまり吸着しないので色むらが出やすいです。

用意できたら、下地を塗ります。(素地を活かすのであれば、この行程は不要です。)木の場合は「ウッドシーラー」や水性ペンキが良いでしょう。アクリルなど表面がツルツルの素材に下地を塗る場合は、少し粗目のやすりをかけてから塗ると色むらが出にくくなります。

2度塗りして乾いたら、全体にマスキングテープをぴっちりと貼り付けます。余談ですが、昔に比べてマスキングテープの粘着度は格段に向上していると思います。

 
貼り付けたら、その上からデザインした文字や図を糊付けしていきます。文字は拡大してプリントアウトしたモノで良いと思います。また、この時に「スプレーのり」があると便利です。


ここからは、文字が多い時や字画が多い時は大変ですが、貼り付けた文字を上からマスキングテープごと切り抜きます。細かい作業になると「アートナイフ(デザインナイフ)」を使うと便利です。



そうして切り抜いたら、上から文字の部分に色付けをします。油性ペンキで構わないですが、2度塗りすると色むらが出やすいので、塗る面積が少ない時はスプレータイプの方が作業が楽でしょう。


乾いたらマスキングテープを剥がします。この時は少しドキドキですね。
はみ出した部分は、上塗りするか、カッターで削って出来る限り修正し、最後に、仕上げのクリア塗料(ラッカースプレーなど)を2度塗りして完成です。わーい。


しかし、自分で作った看板というのは、やはり何とも言えない愛着がありますね。そういう意味で「オンリーワン」なんですね。
あと、材料に関しては、ボディーの部分は(特に木材は)ピンキリですが、他は水性ペンキとスプレーのり以外全て100均でも売っているので、コスト的に見ても、オーダーするよりかなり安上がりです。また、水性ペンキとスプレーのりもホームセンターで500円くらいから売ってます。

以上、1回オンリーワン講座でした。

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